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群馬・前橋市で路線バスの利便性向上へ バス事業者6社が協定 運行間隔調整で待ち時間減少(21/09/27)

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路線バスの運行を等間隔にして待ち時間を減らすとともに利用者を増やそうと、群馬県前橋市の路線バスの6つの事業者が、共同経営に関する協定を締結しました。

協定を締結したのは、関越交通、群馬バス、群馬中央バス上信電鉄、永井運輸、日本中央バスの6社です。前橋市役所で行われた協定締結式には、各社の代表と山本市長、それに、市にバスの利便性向上を要望していた前橋商工会議所の曽我会頭が出席しました。

6社を代表して関越交通の佐藤俊也社長が「分かりやすく利用しやすいバスの運行を提供するものでニーズを拡大していきたい」と挨拶しました。

市によりますと、これまで各路線の運行時間は事業者がそれぞれ決めていて一部の区間で運行が重複したり待ち時間にばらつきがあったということです。

今回の協定により重複が解消され前橋駅から県庁前までを走る路線の上下線を15分間隔で運行するものです。バスの本数はこれまでと変わりはありません。JR両毛線のダイヤに合わせて運行することがポイントで、対象となるのは、午前10時から午後4時までの時間帯です。これにより、これまで最大35分だった待ち時間が15分に減少することや電車からの乗り換え時間の短縮が期待できます。

この等間隔運行は、来年4月から実施される予定です。協定を結んだ6社は、利用者の増加によって令和8年度までに合わせておよそ1768万円の収益の増加を見込んでいるということです。


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